This is War  

 これが戦争の実態だ
 

梅谷陽治氏 所有の資料の一部を収録。  同氏の付記された注釈、説明を注記した。

ソウルを奪回後、アメリカ最強の第10兵団が11月に鴨緑江(ヤール)をめざして前進、中共軍と戦う。

 

 

 

ザ・ヒル

(目標の丘)

  

   

 


ザ・シティイ (ソウル市)

              
ソウルの韓国市民が「マンセイ」と叫んで米軍をむかえる  
                              逃げる市民



  
                   ソウルの鉄道構内に突入する

 

1950625日、朝鮮戦争が勃発した8月中旬には、北鮮軍はプサン近くまで進攻した。9月のはじめ、米国最強の海兵隊がプサンに到着した。北鮮軍に攻略されたソウルを奪回するには、元山か興南の海岸から上陸するしかない、との考えが圧倒的に多かった。

 ところが、「世界一潮流が速くて上陸不可と云われた仁川は上陸地と、マッカーサ元帥は決断する。敵の裏をかいた。

 

リトリート・ヘル 

     (退却・地獄)

怒涛の如く投入された中国人民義勇軍(実態は人民解放軍の部隊)に押されて後退。

 砲弾で殲滅しても次から次と後続部隊が投入され、屍を乗り越えて進撃してくる。背後に特戦隊が控え、逃げる見方を射殺するので進まざるを得ない。

   
                     撤退路 


 

  

  


    
        海兵隊と合流
 

           

元山か興南の浜辺で米海兵隊と合流する